任務中に負傷した労働者が、回復し社会の生産的な一員として再び活躍できるように――。
フィリピン初の「労働者リハビリテーションセンター・コンプレックス(WRCC)」建設に向け、労働雇用省・労働者補償委員会(DOLE-ECC)と人間居住・都市開発省(DHSUD)が覚書(MOA)に署名しました。
この署名は、2025年4月14日にケソン市のDHSUD本部にて、DOLEのビエンベニード・E・ラゲスマ長官とDHSUDのホセ・リサリーノ・L・アクサール長官の主導で行われました。
この覚書には、タナイ(リサール州)に建設予定の最先端WRCCプロジェクトに関する必要書類の作成、仕様書、要件定義、入札書類の準備などが含まれ、現行の業界基準に準拠することが盛り込まれています。
「WRCCが完成すれば、それは我々が共有するビジョンの生きた象徴となるでしょう。それは人間の尊厳を重視し、癒しと統合を最優先とし、業務に起因する負傷や障害を負った労働者にふさわしい“再出発”の機会を与える社会を築くことです」と、ラゲスマ長官は述べました。
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